「THE BADGE IS HERE !!」Vol. 3(1983年2月)

バッヂ・サウンド分析
第2回:川崎哲(ドラムス)
The Badgeサウンド分析。第2回はThe Badgeのあの軽快なビートサウンドをキープするに必要不可欠なドラマー、川崎哲氏にインタビュー。ドラムスに関してはこと浅学な本紙スタッフが必死の思いでひねり出したいくつかの質問に答えていただきました。
Q:現在使用しているドラムキットは?
A:メーカーはパール。メープルファイバー・シェルGX 深胴の3点セット。スネアはラディック。ヤマハのスネアも持ってるけど全然使ってない。ラディックのスネアは友達から譲り受けたものなんだけど、チューニングのネジがちょっとおかしい。僕、スネアたたく時リフも一緒にたたくから、それでおかしくなったのかもしれない。シンバルはジルジャン。本当はパイステのハイハットが欲しいんだけど、シンバルに関してはジルジャンの音の方が好き。いいとか悪いとかの問題じゃなくて好みの問題だと思うけどね。スティックはパールの102H。つのだ☆ひろモデルと呼ばれてるもの。
Q:スティックを選ぶときのポイントは?
A:スティックを転がしてみて変な波打ちするのはダメなのね。
Q:ドラムを始めたのは何歳の時ですか?
A:15・6歳の頃。バンドをやり始めたから。昔からドラムをやりたかったしね。初めて手にした楽器はピアノだった。ベースやってた時もあった。ギターもやったことあるけど、でも絶対ドラムがやりたかった。
Q:影響を受けたドラマーは?
A:やっぱりバンドやり始めた頃によく聴いてたリンドンの伊藤薫さん(現チューリップ)。※リンドンとはバッヂのベーシストの田中氏が以前やっていたバンド。
Q:好きなドラマーは?
A:ジャムのリック・バックラー。ビートルズのリンゴ・スター。
Q:パールのドラム・キットにした理由は?
A:前はヤマハを使ってたんだけど、チューニングしてもあまりいい音がでなかったのね。材質とかあまり関係ないと思ってたんだけど、色々話を聞いて材質も大事だとわかったんだ。同じ事務所のピンナップスのドラマーにパールがいいって言われたから。
Q:深胴タムにしたのは?
A:ミキサーをはじめスタッフのとの相談で、音の抜けとかを考えると深胴がいいと思ったから。
Q:バスドラに穴をあけるのは何故?
A:音の抜けを良くするため。でも今のだと小さすぎて音がビビってる。
Q:パールのドラムはたたきやすいか?
A:そこまでたたきこんでないから、まだわからない。
Q:音は気に入ってるか?
A:自分のチューニングが今イチというのを除いたらね。ただ、タムやバスドラにブラックロッドというのを使ってるけど、あれは音がコンコンしてあまりよくないみたい。
Q:チューニングの仕方は?
A:たたきながらあわせていく。ケースに入れておくと少しゆるんでくるのね。それをあわせるぐらいしか今はしてない。
Q:ドラムの張りぐあいは?
A:スネアは結構固め。
Q:ヘッドはどのくらいで換えるか?
A:スネアは半年くらいで換える。
Q:シンバルの大きさはどのようにして決めたのか?
A:買ったとき、サンプルで出ていたのと同じ大きさにした。
Q:ドラムの練習はどのくらいしているか?
A:週に2〜3回スタジオで。1回4時間ぐらい。やっぱりドラムはキットの前に座らないと練習にならないからね。
Q:1枚目の(シングルの)レコーディングと2枚目のレコーディングで大きく変えたことは?
A:ほとんどないけど、1枚目の方は音がだらしない感じがしたので、その点に気をつけた。
Q:レコーディングでは、ドラムはどのくらい時間をかけた?
A:2〜3時間かな。
Q:ドラマーにとって一番大切なことは?
A:やっぱり、そのバンドを支えるリズムだと思うね。
Q:今後の抱負は?
A:ドラムがもっとうまくなりたいことと、曲を作っていきたいね。今作ってるんだけどね。
よりタイトでスピード感溢れ、且つ情緒豊かなドラミング、これからも期待できそうです。
――1月21日、ライブ終了後
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