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「99 CLUB」SPECIAL ISSUE A MAKING OF One Boy.(1985年8月)

99 CLUB


Introduction

この12"EPのVo.レコーディングは、ツアーの後だったんで、かなり声を出すのが苦しかった。 でもその分、ライヴっぽく録音できたと思うね。

Get it Rock!
間奏のDr.はカセットテープレコーダーを使って録音しました。

Dream On!
イントロの部分のあのジェット機風のS.E.は、テープの逆回転を利用した。
俺のギターサウンドは、全編信昭さんのマーシャルアンプを通して作りました。

Bad Boy Serenade
この曲でのブラスとストリングスは、はじめて俺がアレンジを担当した。

ONE BOY in TOKYO
この曲のメロディができた時に思わずヤッターと叫びたかった程、俺はこの曲にかけている。
スタッフから詞をもう少しやわらかく作り変えてくれという意見を出されたけれど、今の自分達の姿を出したかったのでつっぱり通した。

『One Boy』
Side A
 1. Get it Rock!
 2. Dream On!
Side B
 1. Bad Boy Serenade
 2. ONE BOY in TOKYO

One Boy
 アルバムタイトルは"One Boy"となっているけども、特に"BOYだけに"とこだわっているわけではないんだ。
僕らの世代、そして君の世代が、昔、音楽と出会い、そしてロックに目覚め何らかのアクションを起こした。 僕はプロのミュージシャンになろうとバンドを組んだわけだけど、そんなコンセプトをテーマにしてみた。
 "One Boy"とは君でもあり、僕でもあり、そして君の彼氏でもあり、彼女のことでもあるんだ。 いわば若い奴らの総称ととらえて欲しいね。 そしてこのテーマは今回の新譜のみでは完結しない。 次回のアルバムもしくはシングルで、又何ヵ所かでのGigを消化し、その上で生まれたものが加わって完結する事になる。 このテーマを完結するには君も必要なわけだ。
僕らに力を貸して欲しいね。

Get it Rock!
 この曲は最初タイトルが"Let's Rock!"だった。
 そして、ナンと入ってもこの曲の最大の魅力は、俺と川崎の共作で詞が出来上った事です。 A面の最初なんで勢いよく音の世界、俺らの世界の扉を開けたいと思って、どあたまに持ってきた。 信昭さんのベースの音に気を使ってトラックダウンしてみたんだ。
この曲を聞きながら毎日Rockして欲しいね。 Rockを毎日聞けってわけじゃないぜ。 それ位のことは判ってくれるよね。 割とライブと同じ感じを出す事を意識しました。
 今回の4曲の中で一番ライブっぽいかもしれないな。

Dream On!
 この曲、カッコイイビート感を意識しました。 そして音の上で少しダーティーぽさも意識しました。 ちょうど人いきれやタバコの煙でムセかえるようなライブスクエアにいるような感じ。 4曲の中で一番ダンサブルなナンバーじゃないかな。 "モノトーンな街に〜"のフレーズのところ 川崎のアイデアでハーモニーをつけようってことでトライしてみたんだ。 音も結構いい感じで出来たんだけど、"ひょっとしてモノトーンって感じじゃなくて、フルカラーって感じになってない?"って意見が持ちあがって、川崎のアイデアがあえなく「没!」となってしまいました。 近いうちに川崎のアイデアを生かした曲をリリースしたいと思っている。
この誌上を借りて、川崎ゴメン!

Bad Boy Serenade
 前回の"99CLUB" B面の一曲目と同じようにモータウンしてる曲です。 ゛Baby I Love You"とかこの曲がThe BADGEのモータウンサウンドのとらえ方ということかもしれない。

©1985 99 CLUB, Shoji Nakamura

表紙 | P2 巻頭メッセージ | P3 Message from T.K. | P4 Shoji Talks
P5 Shoji Talks | P6 TOURコボレばなし | P7 A MENBER OF THE BADGE | P8 99 CLUB TOUR '85

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